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SDGs ミライテラス

すべての人と地球環境に優しい世界を。
私たちは、そう願っています。
未来を明るく照らすために、
何ができるのか。
SDGsを通じて一緒に考えましょう。

About us

ミライテラスって?

持続可能な社会に向けて、ビジネスの中でSDGsがどのように展開されているのかを学ぶ企画です。伊藤忠商事と朝日新聞社の共催です。

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第3回 コーヒーの2050年問題

温暖化と消費量の増加で
コーヒー産地が危機に?
産地や業界構造を熟知した
出演者が解説します

  • 開催日2022年6月16日(木)

  • 時間18:00〜 1時間程度

  • MC根本美緒

  • 登壇者UCCホールディングス
    サステナビリティ推進室課長
    関根理恵
    NPO法人Colorbath 代表理事
    吉川雄介
    伊藤忠商事コーヒー課トレード統括
    岡本夏樹
    朝日新聞社マーケティング戦略本部
    橋田正城

  • 開催方法オンライン

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ミライテラスeyes

毎回イベントテーマ関連の
記事をお送りします

第3回 6月16日 
コーヒーの2050年問題

ほっと一息くつろぎたい。
そんなときはコーヒーを1杯いかがでしょう。香りをかいで口中に広がる苦み、渋みを堪能すれば気分が落ち着くことも多いはず。季節を問わず飲めるのもうれしいかぎりです。ところが、地球温暖化と世界的な消費量の増加で、2050年にはコーヒー産地を取り巻く状況がピンチに陥る、との懸念が生じています。

収穫したコーヒーの実を選別する農家=2021年6月、ルワンダ西部カロンギ郡

収穫したコーヒーの実を選別する農家=2021年6月、ルワンダ西部カロンギ郡

アラビカ種とロブスタ種に二分 人気のアラビカは栽培難

コーヒーはアカネ科コーヒーノキ属の数種の総称で、果実を加工します。高品質なアラビカ種と大量生産できるロブスタ種に二分されます。アラビカ種にはブルーマウンテンなどの銘柄があり、おいしいコーヒーの「代表選手」と考えれば良いでしょう。標高1000㍍程度の山岳地帯で栽培され、昼と夜の気温差が大きい地域が適します。病気にかかりやすいこともあって栽培は難しいです。

熟したコーヒーの実を手作業で摘み取る=2021年6月、ブラジル・ブエノブランダオン

熟したコーヒーの実を手作業で摘み取る=2021年6月、ブラジル・ブエノブランダオン

消費と生産堅調 温暖化で将来は産地激変も

「コーヒーベルト」と呼ばれる言葉をご存じでしょうか。コーヒー主産地のことで、赤道を挟んで北緯25度~南緯25度の地域を指します。国際調査機関のWCR(ワールドコーヒーリサーチ)は、温暖化が進めば2050年にはアラビカ種の産地が半減すると指摘しており、将来は産地が激変するかもしれません。

増加する世界のコーヒー生産量、消費量

温暖化で減少する中南米のコーヒー生産産地

一方、世界は嗜好品(しこうひん)であるコーヒーの需要に沸いています。ICO(国際コーヒー機関)によると、1990年に約355万㌧だった世界の消費量は、522万㌧に増えました。アジア諸国で消費が伸び、生産を増やすことが急務になっています。実際、生産量は1990年の559万㌧から1千万㌧近くに膨らんでいます。

収穫後に天日干しされるコーヒーの実。熟していない緑色の実は手作業で取り除く=2021年6月、ブラジル・ブエノブランダオン

収穫後に天日干しされるコーヒーの実。熟していない緑色の実は手作業で取り除く=2021年6月、ブラジル・ブエノブランダオン

コーヒーができるまで・消費されるまで

多くは途上国の小規模農家 2050年には大幅供給減へ

ただ、コーヒーは世界70カ国以上で生産され、約2500万世帯が従事する巨大産業です。小規模農家が多く、産地は中南米やアフリカなど貧困にあえぐ発展途上国が目立ちます。相場の変動も大きいので、離農する人も少なくないようです。WCRによると、2050年には環境要因で1億2200万袋(▼732万㌧)、人的要因で6千万袋(▼360万㌧)の供給が減る見通しで、一筋縄では解決できない問題です。

エチオピアの生産者らと談笑する伊藤忠商事の岡本夏樹さん=2016年(本人提供)

エチオピアの生産者らと談笑する伊藤忠商事の岡本夏樹さん=2016年(本人提供)

グアテマラ拠点に18カ国へ コーヒー商人が目にした産地の窮状

「SDGsはコーヒービジネスそのものです。事業をいかに持続可能なものにするのか腐心してきました」と語るのは、伊藤忠商事コーヒー課のトレード統括、岡本夏樹さん(39)です。英国の大学で環境生物学を専攻し、学生時代はケニアで自然保護のボランティアにも取り組みました。途上国勤務を望み、2019年5月まで中南米のグアテマラに3年ほど赴任しました。出張したのはタンザニア、エチオピア、ウガンダ、ケニア、ルワンダなどコーヒー産地18カ国。農家に足を運び、取引を通じて現状を見てきました。

コロンビアの畑に出向く岡本さん=2016年(本人提供)

コロンビアの畑に出向く岡本さん=2016年(本人提供)

相続で農地細分化 生産性向上へ腐心 医療支援も

「相場が急落すると、農家の受け取るお金がなくなり、肥料もまけない。十分な教育も受けられません」。産地は標高1500~2000㍍の山岳地帯です。医療や教育、金融へのアクセスが難しく、グアテマラでは車を使った「移動病院」を産地で実現したそうです。岡本さんが担当したコロンビアは生産農家(約90万世帯)のうち、1㌶未満の小規模農家が過半を占めます。「相続で農地の細分化が進んでいました」。単位面積あたりの収穫量を増やし、生産性をどう高めるのか。岡本さんは専門家と畑に行き、コーヒーノキの植え方や肥料のやり方を農家に伝えてきました。グアテマラではコーヒーノキを計80万本、無償で配りました。

エルサルバドルでコーヒー袋を背負う岡本さん。1袋は約60㌔グラム=2016年(本人提供)

エルサルバドルでコーヒー袋を背負う岡本さん。1袋は約60㌔グラム=2016年(本人提供)

物流供給網を透明化 環境・人権配慮の調達方針

サプライチェーン(物流供給網)の透明化にも取り組んでいます。伊藤忠は2021年、スイスのIT企業、Farmer Connect SA(ファーマーコネクト)社に出資し、生産地から消費者までの品質保証を担保する枠組みに参画しました。アジアで唯一の運営委員となり、アプリを使えば、コーヒーがいつ、どこでつくられ、どんな経路をたどって小売店の店頭に並んでいるのかが分かるようになりました。ブロックチェーンの技術を活用し、カカオ豆にも適用。将来は、他の食品にも対象を広げる考えです。また、コーヒー豆の調達方針も同年に打ち出しており、地球環境や人権に負の影響を与えない事業を展開しています。

「見えにくい貧困」解決へ NPOがネパールで栽培支援

途上国で農家の所得向上につなげる挑戦も始まっています。NPO法人「Colorbath(カラーバス)」はネパール高地で2017年からコーヒー栽培を支援しています。いまは500世帯が副業として取り組んでいます。

地図

貧困層の多い農家の年収は日本円換算で10万~30万円程度。トウモロコシ栽培、ヤギ飼育、野菜づくりで生計をまかなっていますが、中近東の産油国や日本などに数年間出稼ぎにいく人が少なくありません。Colorbath代表理事の吉川雄介さん(36)は「実際の貧困は目に見えにくい問題だと感じています。たとえば、突発的な出来事がネパールの農家に降りかかると、病院にいくのを諦めたり、学校をやめたりと、家族の誰かが何かを諦めなければならない状態です」。

コーヒーの実を収穫するネパールの女性(NPO法人Colorbath提供)

コーヒーの実を収穫するネパールの女性(NPO法人Colorbath提供)

ネパール高地でコーヒー豆を天日干しする様子(NPO法人Colorbath提供)

ネパール高地でコーヒー豆を天日干しする様子(NPO法人Colorbath提供)

「アグロフォレストリー」で誰ひとり取り残さない社会を

現地では、コーヒーの苗を植えて育てる際に、その土地に他の作物の木も同時に植えながら山を緑化する「アグロフォレストリー」を進めています。これは、農業(アグリカルチャー)と林業(フォレストリー)の造語です。吉川さんは「誰か一人だけがもうかる形ではなく、ネパール農村部の人々は昔から、グループをつくり皆が幸せになる暮らし方を日々実践しています。誰ひとり取り残さないSDGsの理念と合致する社会だと思います」。

ネパールの山岳地帯に立つ吉川雄介さん(本人提供)

ネパールの山岳地帯に立つ吉川雄介さん(本人提供)

チャシラ・タマングさんもコーヒー栽培を始めた一人です。カトマンズから車で約6時間、90㌔メートル離れた標高1200メートルの高地で栽培しています。「畑によって豆を焙煎(ばいせん)したときの風味が違うので、それぞれの良さを引き出したい。最新の植え方や収穫の仕方、豆の乾燥方法を身につけたいです。日本の皆さんには、ネパールの良質なコーヒーを飲んで感想を教えてもらいたいですね」と話します。

コーヒー栽培に取り組むチャシラ・タマングさん(NPO法人Colorbath提供)

コーヒー栽培に取り組むチャシラ・タマングさん(NPO法人Colorbath提供)

UCC 100%持続可能なコーヒーを調達へ

コーヒービジネスは商流の川上(かわかみ)から川下(かわしも)まで世界に広がります。大手は「コーヒーの2050年問題」をどう考えているのでしょうか。UCCホールディングス、サステナビリティ推進室課長の関根理恵さん(58)に話を聞きました。

UCCホールディングスの関根さん(同社提供)

UCCホールディングスの関根さん(同社提供)

開口一番、関根さんが口にしたのは気候変動についてです。「温暖化はコーヒーの収穫量と品質に大きく影響します。気温が上がると、今より標高の高いところでないと良質のコーヒーがつくれなくなり、理論上、収量が減ります。その一方、急斜面で働く労働者への負荷が高まります。コーヒーを飲むことが当たり前でなくなる時代が来るかもしれません」

UCC農事調査室によるタンザニア現地調査の様子(同社提供)

UCC農事調査室によるタンザニア現地調査の様子(同社提供)

向き合う課題はたくさんあります。UCCは今年4月、サステナビリティに関する指針を制定しました。2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達にすることを掲げました。農家の生計向上や生豆(なままめ)のトレーサビリティー、労働者の人権を踏まえた対策です。温暖化対応では、2040年までにカーボンニュートラルをめざして温室効果ガスを減らしています。環境に優しい農園づくりや品種の保護など、生物多様性の保全にも配慮しています。今後は生産国の森林、自然環境の回復にも取り組むそうです。

農家の生計を把握 児童労働の根絶めざす

関根さんがコーヒー産業の課題として挙げた点があります。小規模農家の脆弱性(ぜいじゃくせい)も関わる児童労働について、です。農業は児童労働が多いと言われ、サトウキビ、コットン・綿に次いでコーヒーも児童労働が多い産品で、改善が課題になっています。途上国が多い産地では、男性が出稼ぎで地元を離れることが珍しくありません。地元に残る女性と子供は少しでも生活の足しにしようとコーヒー農園で働くという現実もあるようです。「今後私たちは農家の方々の生計も考えていきます。その中で人権や児童労働について、真剣に考える段階に入ってきたと思います」

コーヒーは全てハンドドリップでいれたてを提供する上島珈琲店No.11=東京都港区

コーヒーは全てハンドドリップでいれたてを提供する上島珈琲店No.11=東京都港区

いかがでしょうか。1杯のコーヒーを飲むときに、生産国の人権やビジネスの構造、気候変動の影響に思いを巡らせてみるのも良いかもしれません。おいしいコーヒーの裏側にあるSDGsの課題に気づくはずです。

朝日新聞マーケティング戦略本部・橋田正城

《参考文献・資料》
José.川島良彰、池本幸生、山下加夏.2021「コーヒーで読み解くSDGs」ポプラ社
辻村英之.2012「増補版 おいしいコーヒーの経済論」太田出版
ICO Total production by all exporting countries/Disappearance(consumption)in selected importing countries 1990-2019
その他取材資料に基づく

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第3回 コーヒーの2050年問題

温暖化と消費量の増加で
コーヒー産地が危機に?
産地や業界構造を熟知した
出演者が解説します

  • 開催日2022年6月16日(木)

  • 時間18:00〜 1時間程度

  • MC根本美緒

  • 登壇者UCCホールディングス
    サステナビリティ推進室課長
    関根理恵
    NPO法人Colorbath 代表理事
    吉川雄介
    伊藤忠商事コーヒー課トレード統括
    岡本夏樹
    朝日新聞社マーケティング戦略本部
    橋田正城

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Schedule and Archives

第1回 2022年4月21日 archive

海洋プラスチックごみ

第1回 4月21日 
海洋プラスチックごみ

軽くて丈夫。加工しやすくて腐りにくい素材といえば、プラスチックを思い浮かべる人が多いでしょう。石油由来の化学製品で1950年代から流通し、世界で年約3億7千万㌧が生産されています。その一方、海に流入すると長期間漂流し、様々な環境問題を引き起こします。しかし、それに対処しようと、「海洋ごみ」を資源として再び製品化するビジネスが始まっています。

海洋プラごみの再資源化に挑む伊藤忠商事の小林拓矢さん=長崎県対馬市

海洋プラごみの再資源化に挑む伊藤忠商事の小林拓矢さん=長崎県対馬市

微細なマイクロプラスチック
生態系や景観にダメージ

漁具、ポリタンク、ペットボトル、ブイ、流木、洗剤容器……。長崎県対馬市には年2万~3万立方㍍のごみが漂着します。発泡スチロールを含むプラスチック類が約65%を占めます。

波打ち際に押し寄せた海洋ごみ。多くはプラスチック類だ=長崎県対馬市

波打ち際に押し寄せた海洋ごみ。多くはプラスチック類だ=長崎県対馬市

海岸には粉々に砕けた5㍉未満の「マイクロプラスチック」が目立ち、発泡スチロールは粉雪のようです。マイクロプラスチックは、海鳥や魚がエサと勘違いして食べるので生態系に悪影響を及ぼすほか、プラスチックが絡まるケースもあります。海辺の景観にもダメージを与えます。

海岸に漂着するごみ

漁具や流木が散乱する海岸=長崎県対馬市

漁具や流木が散乱する海岸=長崎県対馬市

対馬は「海洋ごみの防波堤」
海流と季節風、海岸線も影響

対馬市は、日本で最も海洋ごみが漂着する地域とされています。地形が「海洋ごみの防波堤」になっているからでしょう。日本海の入り口に位置し、形状は南北に長く、入り組んだ海岸線の延長は915㌔です。対馬海流と北西の季節風で、海洋ごみが漂着しやすい状況になっています。

対馬の地形

市環境政策課課長補佐の安藤智教さんは「20年くらい前から、海洋ごみが目立ってきました。(ごみを)拾っては押し寄せ、拾っては押し寄せ、の繰り返しです」。回収や処分などにかかるお金は年に約2億8千万円。負担割合は国が9割、市が1割ですが、「金額は重たいです」。他方で、海洋ごみはSDGsに直結するテーマだけに、学校では海洋ごみを扱った環境教育が盛んに行われています。

環境教育の一環で、岸辺に漂着したごみを拾う中学生=長崎県対馬市

環境教育の一環で、岸辺に漂着したごみを拾う中学生=長崎県対馬市

海岸でポリタンクを回収、
メーカーと協議して再資源化

その地域で、伊藤忠商事は2019年から海岸に漂着したプラスチックごみの再資源化に取り組んでいます。ディストリビューター(卸売業者)として世界2位、年329万㌧のプラスチックを扱っている総合商社です。この年に出資した米環境ベンチャー「テラサイクル」と、対馬発の「再製品化ビジネス」に乗り出しています。

海洋プラスチックごみの資源化

まず、現地でポリタンクを回収し、不純物を取り除いて選別し、破砕します。リサイクル企業の新興産業(福岡市)などに運び、細かく砕いて洗浄し、ペレット状にします。その後、成形メーカーに持ち込んで、買い物かごや花びん、食品回収ボックスなどに製品化しています。「世界初、海洋ごみ由来のポリ袋」という製品もあります。グループ企業のファミリーマートは、海洋プラごみを原料にした買い物かごを導入しています。ペレットの一部を抜き出して第三者機関に依頼し、有害化学物質が入っていないことを確かめています。

「トレードに限界」
社会課題につながる循環型ビジネス

このビジネスを手がける伊藤忠化学品部門の環境ビジネス統轄、小林拓矢さんはもともと、ナイロンの原料に関する貿易を扱ってきました。プラスチックの一種で、世界中から素材を仕入れ、世界中に売ってきました。「売り」と「買い」の差益でもうけを出すトレード業務にはまったものの、限界も感じてきました。「仕入れ先に『安く売って下さい』と頼み、納入先に『高く買って下さい』と頭を下げる。その繰り返しで良いのか、と思いました。消費者目線で社会課題の解決につながるビジネスをつくりたいと考えました」

海洋ごみでつくった買い物かごを取引先に説明する小林さん=東京都港区

海洋ごみでつくった買い物かごを取引先に説明する小林さん=東京都港区

小林さんには「環境問題の解決にはビジネスが欠かせない」という持論があります。「慈善事業で環境問題に取り組んでも長続きしないと思います。ビジネスの中に環境問題を取り込み、課題解決に近づけたい」。対馬発の環境ビジネスに取り組もう、と考えたそうです。

昨今は、他の企業でも海洋プラごみを使ったビジネスが目に付くようになっています。YKKは20年から、スリランカで収集した海洋プラごみを主材料にした樹脂製のファスナーを開発し、販売しています。強度や耐久性、機能性は従来の製品と同じ程度です。日清食品は昨年11月から、海洋プラごみを活用したパレットを製品の輸送や保管に使う「荷役台」として国内企業で始めて導入しました。

海洋プラスチックごみを使った製品

海洋ごみの多くは陸上由来
将来は魚を上回る数量に

プラスチックごみは世界で推計年800万㌧が海に流入しています。50年のプラスチック生産量は約11億㌧になり、海洋プラごみの量が、魚の量(7億5千万㌧)を上回る、との見立てもあります。海洋ごみの7~8割は陸上に由来し、多くは河川を通じて流れ込みます。豊かな海洋環境を守ることは、私たちの日頃の暮らしのありようを考えることと直結していると言えそうです。

朝日新聞マーケティング戦略本部・橋田正城

第2回 2022年5月19日 archive

持続可能なファッションとは

第2回 5月19日 
持続可能なファッション

季節を意識し、新しい装いに身をまとった時、気分が高まります。昨今は手頃な値段の「ファストファッション」が流行し、私たち消費者の選択肢も増えています。その一方、アパレル業界が地球環境に与える負荷の大きさが課題とされています。大量に消費し、使い捨てるファッションのあり方を問い直す動きが目立ってきました。

廃棄衣類が積み上げられたハイチの光景(ユナイテッドピープル提供。映画『ザ・トゥルー・コスト』より)

廃棄衣類が積み上げられたハイチの光景(ユナイテッドピープル提供。映画『ザ・トゥルー・コスト』より)

洋服の年間支出額

多くの製造工程が必要な衣料品、環境に負荷

「世界2位の環境汚染産業」。アパレル業界は、国連貿易開発会議(UNCTAD)にそう指摘されています。衣服をつくって売るには、素材や原料の生産、紡績、染色、裁断、縫製、輸送、販売といった幾つもの工程が必要で、廃棄も含めて環境にダメージを与えることが多々発生しているためです。

洋服ができるまで・廃棄されるまで

綿花をつくるには農薬、化学肥料、水が大量に必要ですし、合成繊維は石油からつくられます。紡績や染色には化学薬品が使われ、きちんと処理しないと水質や土壌の汚染につながります。原料や製品の輸送に際しては、温暖化につながる二酸化炭素(CO₂)が排出されます。

インドの農園で綿花に農薬を散布する労働者(ユナイテッドピープル提供。映画『ザ・トゥルー・コスト』より)

インドの農園で綿花に農薬を散布する労働者(ユナイテッドピープル提供。映画『ザ・トゥルー・コスト』より)

衣類生産には大量の水が必要、CO₂排出量も多く

服一着をつくるのに必要な水、CO2排気量

日本総合研究所によると、国内で供給される衣類から出るCO₂は推計9500万㌧で、水は約83億立方㍍が消費されています。服を1着つくるのに、CO₂排出量は25.5㌔(500㎖のペットボトル約255本)、水は2368㍑(浴槽約11杯)が必要となる計算です。こうした現実をふまえ、フランスでは今年1月、売れ残りの新しい衣料品の廃棄を禁止する法律「衣服廃棄禁止令」が施行されました。違反した場合は最大15,000ユーロ(約204万円)の罰金が課せられます。

服を手放す手段

持続可能な取り組みを アパレルメーカーの施策相次ぐ

日本では、メーカー各社のサステナブルな施策が相次いでいます。オンワード樫山は2009年から自社製品の衣料品を引き取って再利用(リユース)、リサイクルしています。2021年度までに累計115万人の顧客から約605万点を回収しました。引き取った衣料品のうち、リサイクルしているのが8割、リユースが2割です。

リサイクル毛布を寄贈された海外の子供(オンワードホールディングス提供)

リサイクル毛布を寄贈された海外の子供(オンワードホールディングス提供)

2015年からはグループ企業「インティメイツ」が不要となったブラジャーの回収を始めました。集めたブラジャーは固形燃料に加工され、代替燃料として使われます。「ブラジャーをポリ袋で捨てる際、外から見えるかもしれない、と気にする女性が多い。自社ブランドに限らず回収しているので、廃棄に悩む女性の課題を解決できれば」と広報担当者は話します。

廃棄されていたパイナップルの葉に注目 繊維を抽出して衣類に

4月、都内で開かれた日本最大のファッション展示会「第9回ファッションワールド東京」でも、サステナブルな取り組み事例が幾つも紹介されていました。沖縄県の「フードリボン」という会社は、パイナップル栽培の過程で捨てられる「葉っぱ」に注目しました。葉から繊維を抽出し、糸を紡いで生地をつくったシャツ、デニムを展示していました。宇田悦子社長は「価値がないとされていた葉を購入することで、農家の所得向上につなげたい」。マスクやバッグ、ポーチにもパイナップルの葉を使っているそうです。

パイナップルの葉に注目した宇田さん。後方のシャツとデニムはパイナップルの葉から抽出した糸を使って製造した(東京都江東区の東京ビッグサイト)

パイナップルの葉に注目した宇田さん。後方のシャツとデニムはパイナップルの葉から抽出した糸を使って製造した(東京都江東区の東京ビッグサイト)

アパレル業界の環境負荷を減らすには、「捨てないこと」「捨てられるものを減らすこと」も解法の一つです。
伊藤忠商事は環境ベンチャーの「ecommit(エコミット)」と協業し、今春から繊維製品の回収サービス「Wear to Fashion(ウェア・トゥ・ファッション)」を始めました。1858年創業の伊藤忠にとって繊維は祖業で、岡藤正広会長CEO(最高経営責任者)も繊維部門の出身。1987年にアルマーニの独占輸入販売権を獲得するなど、商社のブランドビジネスを築いた経営者です。

繊維製品の回収サービスを拡充、循環型ビジネスを軌道に

新たなサービスは、日本国内で2019年から伊藤忠が環境対応型素材(レニュー)を販売していたものを、繊維製品の回収にまで取り組みの範囲を広げるものです。アパレルショップや大型商業モール、自治体などで回収した使用済み衣類、繊維廃棄物をエコミットが選別し、リユースやリサイクルに回します。

Wear to Fashionのしくみ

リユースはエコミット、リサイクルは伊藤忠の担務です。一次加工した後に中国のリサイクル工場に出し、「ケミカルリサイクルポリエステル」の糸を生産します。その糸から衣類や雑貨をつくって、世界市場で循環型の販路を展開する狙いです。回収品は吸音材や断熱材にアップサイクルされたり、固形燃料になったりすることもあります。初年度は600㌧の回収をめざし、2024年には6千㌧に増やす方針です。

回収した衣類を選別するエコミットの従業員。リユースできる良品などを一目で見分ける「眼力」も問われるという=埼玉県入間市

回収した衣類を選別するエコミットの従業員。リユースできる良品などを一目で見分ける「眼力」も問われるという=埼玉県入間市

エコミットの川野輝之CEO(最高経営責任者)は「衣料品は海外でつくられ、日本で消費され、その後は焼却や埋め立て処分される。ファッション産業に循環の仕組みがないことに課題を感じてきた」と言います。「どの店から、いつ、誰が、どんな廃棄衣料をどれくらい出したのかを追跡できるトレーサビリティシステムがある。それを使ってCO₂削減にどの程度寄与したのかを分かるようにしたい」。

資源循環型のサービスによって、環境への負荷がどの程度減るのか。そこを「見える化」することで期待されているのは、消費者の意識かもしれません。

朝日新聞マーケティング戦略本部・橋田正城

第3回 2022年6月16日

コーヒーの2050年問題

第3回 2022年7月21日

村木厚子さん講演会

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  • 【土屋アンナ×SHELLY】ラジオ番組のお知らせ

毎月第4日曜の夜10時~10時54分、J-WAVE(81.3FM)。
ナビゲーターにSHELLYさんを迎えて、ITOCHU SDGs STUDIO提供による番組『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』をお届けしています。

第14回は、土屋アンナさんをゲストにお迎えし、海の環境を守るための活動や、子育てで大事にしていることについて、お話を伺います。

収録はITOCHU SDGs STUDIOに併設された、この番組のためのラジオブースで行われています。
オンエアは5月22日夜10時~ですのでお聞き逃しなく!

過去の放送を聞き逃された方はSPINEARで!
また、番組公式Twitterでもゲストの《心が豊かになる、自己肯定感が上がる》取り組みについて #selfrespect でご紹介しています!

ジェンダー、環境、貧困問題など、いま世の中にある大きな問題や、日々の生活の中にある小さな課題を通して、その先の未来について考えるひととき。世の中をより良くするために活動する人々の言葉や情報で、SDGsが昨日よりもっと、自分の身近なことになるきっかけになりますように。

#DLDF813 #itochusdgsstudio #itochu #jwave #SHELLY #土屋アンナ #selfrespect #socialgood #sustainable #sustainability #エシカルライフ #サステナブル #サステナブルな暮らし #SDGs #わたしが夢中のSDGsはじまる #海の豊かさを守ろう
  • ITOCHU SDGs STUDIOの開設から1周年。
この1年間で8つの企画展を行ってきました。
みなさんはもう一度見たい展示はございますか?

※過去の展示はホームページにレポートを公開しています※
※ハイライトの「EXHIBITION」からぜひご覧ください!※

また、ITOCHU SDGs STUDIOでは「#わたしが夢中のSDGs 展」開催中!
1周年の記念展示となる今回の企画展は、これまでに協力いただいたパートナーの方々から「あなたが夢中のSDGs」について“今の想い”を伺ったインタビューを紹介しています。

皆さんの夢中に触れていただくことで、
新しい夢中が生まれるきっかけになれたらと考えています!

▼「わたしが夢中のSDGs展」
会期:4月16日(土)~5月28日(土)
会場:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
開館時間:11時~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。

▼紹介展示/パートナー
・サステナブル・シーフード展/WWFジャパン
・捨てない。展/(株)モノファクトリー ・(株)ナカダイ
・CRAHUG つくるにふれる。くらすはつづく。展/CRAHUG
・選ぶ、食べる、サステナブル展/農林水産省
・いただきますの前、ごちそうさまの先。展/(株)CRAZY KITCHEN
・国境なき子どもたち/KnK 写真展/認定 NPO法人 国境なき子どもたち (KnK)
・「未来の試着室」展/(株)京都紋付
・国際女性デー2022「ジェンダー平等がつくる明日」展/ケア・インターナショナル ジャパン

@wwfjapan @monofactorycom @crahug.official @crazy_kitchen_insta @knk_japan @k_rewear @kyotomontsuki @careintjp
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#itochusdgsstudio #sustainable #sustainability #SDGs #sdgs2030 #socialgood #わたしが夢中のSDGsはじまる
#サステナブル #展示会 #展覧会巡り#地球に優しい暮らし
#itochu #ItochuGarden #伊藤忠
  • 「#名画になった海 展」5/31からスタート!

私たちの身近に存在するプラスチックは生活を便利にする一方で、例えばプラスチック製のレジ袋が完全に自然分解されるまで1000年以上かかるとの研究もあり、一旦海に流出すると、長期間にわたり環境にとどまることとなります。

この海洋プラスチックゴミが、海洋の生態系に様々な影響を及ぼしています。
例えばカクレクマノミは、棲み処となるイソギンチャクが海中のマイクロプラスチックの影響で白化することが報告されており、クマノミの世界的な減少との関係が示唆されています。

一人でも多くの方に海洋ゴミ問題に向き合い、自分にできることを考えていただくきっかけをつくるために、本展示会を開催いたします。

展示は2つの企画で構成。
第一部では、「プラスチックゴミの量が魚の量を超える」と言われている2050年の海を、ゴッホや葛飾北斎を含む6名の巨匠が描いたらどうなるか、AI技術を用いて再現した絵画を楽しめます。

第二部では、海から回収したプラスチックを、スノードームのフレークに用いた『Microplastic Globe(スノードームになった海)』を展示します。

機会がございましたら、ぜひお立ちよりください!

▼「”名画になった”海 展」
主催:株式会社 横浜八景島
会期:5月31日(火)~7月18日(月・祝)
会場:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
開館時間:11時~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。

#わたしが夢中のSDGsはじまる
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#展示会 #展覧会巡り#地球に優しい暮らし #海を守る
#itochu #ItochuGarden #伊藤忠
  • 【企業は実際どうしてる?】
「海洋プラスチックごみ」のSDGsに向けた取り組み。

持続可能な社会に向けて、ビジネスの中でSDGsがどのように展開されているのかを学ぶ「ミライテラス」。伊藤忠商事と朝日新聞社で共催しています。

第1回のテーマは『海洋プラスチックごみ』。
プラスチックごみは世界で推計年800万トンが海に流入しています。
50年のプラスチック生産量は約11億トンになり、海洋プラごみの量が、魚の量(7億5千万トン)を上回る、との見立てもあります。
海洋ごみの7~8割は陸上に由来し、多くは河川を通じて流れ込みます。
豊かな海洋環境を守ることは、私たちの日頃の暮らしのありようを考えることと直結していると言えそうです。

▼【第2回】持続可能なファッション
「世界2位の環境汚染産業」とされるアパレル業界 様々な回収サービスが拡充
開催日:2022年5月19日(木)
時間:18:00〜 1時間程度
MC:根本美緒
登壇者:上智大学地球環境学研究科 織朱實教授(環境法)
伊藤忠商事繊維原料課長 下田祥朗
朝日新聞社マーケティング戦略本部 橋田正城
開催方法:オンライン
⇒お申込み方法は「ミライテラス」のHPをチェック!

#青山 #外苑前 #itochuSDGsStudio
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#サスティナブル #持続可能な暮らし #海洋プラスチック #マイクロプラスチック #地球に優しい暮らし #海を守る
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  • 1周年ショートインタビュー 農林水産省 古田さん
『”サステナブル”を選べる未来を創るために』

ITOCHU SDGs STUDIOではオープン1周年を記念し、これまでの展示とパートナー達の今後の展望を発信する「#わたしが夢中のSDGs 展」を開催中。

2021年9月~「選ぶ、食べる、サステナブル」展でご協力いただいた農林水産省 大臣官房環境バイオマス課の古田さんへ“今の想い”をインタビューしました。

▼「わたしが夢中のSDGs展」
会期:4月16日(土)~5月28日(土)
会場:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
開館時間:11時~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。

#青山 #外苑前 #itochuSDGsStudio
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#エシカル #エシカルライフ #エシカル消費 #環境保護 #環境問題 #サスティナブル #サスティナブルな暮らし #展示会 #展覧会巡り #わたしが夢中のSDGsはじまる #itochu #ItochuGarden #伊藤忠
  • 1周年ショートインタビュー ケア・インターナショナル ジャパン 甲斐さん
『ジェンダー平等への取り組みから公正な社会実現のために』

ITOCHU SDGs STUDIOではオープン1周年を記念し、これまでの展示とパートナー達の今後の展望を発信する「#わたしが夢中のSDGs 展」を開催中。

2022年3月~ 国際女性デー2022「ジェンダー平等がつくる明日」展でご協力いただいた公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパンの甲斐さんへ“今の想い”をインタビューしました。現在展示中のパネルより、甲斐さんのメッセージをお伝えします。

――
CAREの究極の目標は「貧困をなくすこと」です。私たちは、3月にこの場で展示させていただいたように、その目標をクリアするためのステップとして「ジェンダーの平等」に力を入れています。

例えば、東ティモールでの農業支援と教育支援。農村地域では自給自足の生活を送り、往々にして女性が1日6km歩いて水を汲んでいます。このような農村に点滴灌漑(かんがい)を設置し、水汲みから解放することで、他の農作業や自分と子どもの教育に使う時間を確保できる。教育雑誌を配ることで、文字が書け、計算ができ、栽培した野菜を売って収入を得られるようになる。このような女性と女子の支援を通じて、教育や就業機会のジェンダー平等を実現することは、将来の暮らしを持続的に良くしていくはずです。

「ジェンダー平等」が「貧困をなくすこと」に繋がり、そして、誰ひとり取り残さない公正な社会を実現する。私たちは、そう信じて、今後も活動を続けていきます。
――

▼「わたしが夢中のSDGs展」
会期:4月16日(土)~5月28日(土)
会場:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
開館時間:11時~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。 

@careintjp
#青山 #外苑前 #itochuSDGsStudio
#itochusdgsstudio #sustainable #sustainability #SDGs #sdgs2030 #socialgood
#ジェンダー #ジェンダー問題 #わたしらしく生きる #展示会 #展覧会巡り #サステナブル #ダイバーシティ #itochu #ItochuGarden #伊藤忠
  • 1周年ショートインタビュー 株式会社京都紋付 荒川さん
『染替えで廃棄衣類削減を実現するために』

ITOCHU SDGs STUDIOではオープン1周年を記念し、これまでの展示とパートナー達の今後の展望を発信する「#わたしが夢中のSDGs 展」を開催中。

2022年1月~「未来の試着室」展でご協力いただいた株式会社京都紋付の荒川さんへ“今の想い”をインタビューしました。
現在展示中のパネルより、荒川さんのメッセージをお伝えします。

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元々は着物市場が縮小する中、黒染めの技術を使って新しいものを生み出せないかという思いで始めた、衣類を再生する取り組み「KUROZOME REWEAR」。今の私たちは、大量生産・大量消費が終わりに向かう時代に、黒染めという伝統技術を現代生活のスタイルにアップデートすることで、衣類の再生を世の常識にしたいと考えています。

例えば販売会社さんに、”黒染めで再生させることを前提とした服作り”を提案しています。販売側にとっては、1枚の衣類を長く愛用してもらうことで、無駄のない生産を実現できる仕組みです。消費者にとっても、再生の際に”格好よくなること”で「購入時のデザイン」と「染替え後のデザイン」で服を2回楽しめるうえ、黒で染めることですべての汚れ・シミを消すこともできます。

衣類の再生には、黒染め以外にも縫製による修繕など様々な手段があります。私たちは再生を通した廃棄衣類の削減を最終的な目標として活動を続けていきます。
――

▼「わたしが夢中のSDGs展」
会期:4月16日(土)~5月28日(土)
会場:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
開館時間:11時~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。

@k_rewear @kyotomontsuki
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  • 1周年ショートインタビュー 認定 NPO法人 国境なき子どもたち 清水さん
『誰も取り残さずに子どもたちが自立する社会のために』

ITOCHU SDGs STUDIOではオープン1周年を記念し、これまでの展示とパートナー達の今後の展望を発信する「#わたしが夢中のSDGs 展」を開催中。

2021年11月~「国境なき子どもたち/KnK 写真展」でご協力いただいた認定NPO法人国境なき子どもたちの清水さんへ“今の想い”をインタビューしました。
現在展示中のパネルより、清水さんのメッセージをお伝えします。

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貧困で苦しむ子どもたちは「勉強したい」と思っても、生活をすることだけで精一杯です。さらに、年齢が上がるとともに、外部からの支援を受けにくくなっていくという現実もあります。私たちは、例えばカンボジアでは、支援を受けにくい15歳以上の青少年を中心に、衣食住といった”生活の場”を提供することでスタートラインに立ち、教育を受けられる支援をしています。

また、教育支援には、音楽や美術、遊びも含まれ、子どもが楽しく“子どもらしい”時間を過ごす過程で、大人へと成長して自立していく姿を目指しています。こうして成長した子どもは、自分に子どもができた時に『子どもに仕事をさせよう』と思わなくなる。私たちは貧困の負の連鎖を教育支援で断ち切ろうとしています。

これは日本の子どもも同じこと。海外の子どもたちの生き様から学び、日本の子どもたちも共に手を取り合って、誰も取り残さずに自立する。そんな世界を目指したいと思っています。
――

▼「わたしが夢中のSDGs展」
会期:4月16日(土)~5月28日(土)
会場:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
開館時間:11時~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。

@knk_japan
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  • 1周年ショートインタビュー 株式会社CRAZY KITCHEN 土屋さん
『食体験を通してフードロスをなくすために』

ITOCHU SDGs STUDIOではオープン1周年を記念し、これまでの展示とパートナー達の今後の展望を発信する「#わたしが夢中のSDGs 展」を開催中。

2021年10月~「いただきますの前、ごちそうさまの先。展」でご協力いただいた株式会社CRAZY KITCHENの土屋さんへ“今の想い”をインタビューしました。
現在展示中のパネルより、土屋さんのメッセージをお伝えします。

――
SDGs達成には、自分ゴトの範囲が増えていくことが重要です。例えば、自分の家庭のフードロスには元々関心がある。そこから『会社の社食はどうか?』と個々人が自分ゴトを広げて、アクションを増やすことでゴールに近づいていきます。

私たちの提供するケータリングサービスは、駆除された害獣を積極的に取り入れています。害獣も本来は駆除しないことが最良の選択肢。ただ、放っておくと農作物が荒らされるなど、負の循環ができてしまうために駆除対象となる。そうなったら、命の活かし方として「山に捨てる」と「美味しく食べる」では後者が良いと考えています。

このように社会問題の解決につながる食材を、私たちの提供する「ふと出会う食事」の機会に知ってもらい、小さなアクションに繋がればと思っています。これからも企業側の責任として、食やフードロスへの取り組みを通じて、消費者にとって新たな経験や学びがあり、前向きに自分ゴト化するきっかけを提供していきます。
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▼「わたしが夢中のSDGs展」
会期:4月16日(土)~5月28日(土)
会場:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
開館時間:11時~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。

@crazy_kitchen_insta @anryanryanry
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ITOCHU SDGs STUDIO

本企画はITOCHU SDGs STUDIOから配信いたします。

当施設は世の中のあらゆるSDGsに関する取り組みを後押しする発信拠点として、
また生活者ひとりひとりが自分なりのSDGsとの関わり方に出会える場として
様々な企画を展開していきます。

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