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SDGsの認知度調査報告 – 朝日新聞社|世代や職業ごとの認知度やテーマ別の関心度が明らかに

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最近よく耳にするようになってきた、SDGs(持続可能な開発目標)。朝日新聞社は昨年7月と今年2月の2回にわたり、SDGsの認知度や関心度について、調査しました。調査対象は東京都か神奈川県に住む15〜69歳のインターネット利用者で、第1回調査では3,136名、第2回調査では3,151名から回答が寄せられました。

SDGs、女性の5割以上が関心を持っている

 SDGsへの関心があるかどうかについて聞きました。第1回、2回とも同じような傾向が出ていますが、「非常に関心がある」、「少しは関心がある」合計が、女性は第1回が51%で第2回が50%、男性は第1回が42%で第2回が39%と、女性の関心が比較的高いといえます。
また、職業別にみると、以下の関心が高いことがわかりました。
 

「学生」(第1回:54%、第2回:56%)
「専業主婦(夫)」(第1回:52%、第2回:50%)
「管理職」(第1回:49%、第2回:47%)。
 

Q)SDGsは、地球上にあるさまざまな社会課題を2030年までに解決するために定められた17の目標です。あなたはSDGsにどの程度関心がありますか。

(第1回調査)
1

(第2回調査)
2

SDGsの17目標のうち「すべての人に健康と福祉を」、「貧困をなくそう」、「安全な水とトイレを世界中に」、「海の豊かさを守ろう」に高い関心

SDGsの17目標(SDGsとは)のうちどの目標に関心があるか、性年齢別や職業別で調べました。その結果、第1回、第2回とも同じような傾向でした。第2回の調査結果では、「すべての人に健康と福祉を」のスコアが性年代別、職業別にみて全体的に高くなりました。「貧困をなくそう」にも高い関心が寄せられています。中でも「男性15〜39歳」(24%)、「学生」(31%)のスコアが高いことが、特徴としてあげられます。
 

また、職業別では、以下の関心が高いようです。
 

「学生」:「質の高い教育をみんなに」(35%)
「管理職」:「すべての人に健康と福祉を」(31%)、「海の豊かさを守ろう」(27%)、「気候変動に具体的な対策を」(26%)、「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」(26%)
そのほか性別で見ると、「海の豊かさを守ろう」は、女性を中心に比較的関心が高いことがわかります。 
 

Q) SDGsの17目標のうち、あなたはどの目標に関心がありますか/性年齢別
(第2回調査)
第二回

Q) SDGsの17目標のうち、あなたはどの目標に関心がありますか/職業別
(第2回調査)
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全体の認知度は、まだ12%。男性10〜50代が比較的高い

第1回、第2回調査ともに、全体の認知度(「SDGs」という言葉を聞いたことがある)は12%でした。男性全体で16%、女性全体で9%(ともに第2回)と、比較的男性の認知度が高い結果でした。中でも10〜50代の、いわゆる「現役世代」男性のスコアが高めでした。
 
職業別にみると、「管理職」の間で認知が広がっています(第1回:23%→第2回:25%)。企業経営にSDGsの視点は欠かせない、という認識が広がっているからでしょうか。また、「学生」の認知度も、昨年から伸びています(第1回:11%→第2回:16%)。SDGsを授業や講義で取り上げる教育機関が増えているからかもしれません。
 
Q)あなたは「SDGs」という言葉を聞いたことがありますか
5
(※棒グラフは「ある」と答えた割合)
 

朝日新聞社は、SDGsの達成に向けた内外の動きをお伝えしていくとともに、このような調査も実施し、今後もお知らせします。
 

※SDGs認知度調査
〇調査対象:東京都か神奈川県に住み、クロス・マーケティング社のPCリサーチパネルに登録している15〜69歳の男女
〇調査方法:インターネット
〇調査日:第1回:2017年7月28日・29日、第2回:2018年2月8日・9日
〇回収数:第1回:3,136、第2回:3,151
〇調査実施:(株)クロス・マーケティング

 
「SDGs」について、詳しくはこちら:SDGs(持続可能な開発目標)とは何か?17の目標をわかりやすく解説|日本の取り組み事例あり

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