持続可能な開発に向け、平和で包摂的な社会を推進するためには、国際的な殺人、子どもに対する暴力、人身取引や性的暴力の脅威に取り組むことが重要です。こうした取り組みは、すべての人に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルで実効的で責任ある制度を構築するための下支えとなるからです。
戦争や迫害、紛争を逃れる人々の数は2019年時点で7950万人を超え史上最多の数となりました。
また、世界中で5歳未満の子供の約4人に1人の出生が公式に記録されていません。個人の権利保護に向けた第一歩となるのは、全世界で出生届を導入し、各国により独立性の高い人権機関を設けることです。