世界食糧計画によると、1億3500万人が、主に人為的な紛争、気候変動、景気後退により深刻な飢餓に苦しんでいます。それに加え、新型コロナウイルス感染症が食料システムに対する新たな脅威にもなっています。
食料不安の影響を受け子どもたちが発育不良と消耗性疾患に陥っていますが、この状況下で悪化する可能性もあります。
現時点で空腹を抱える6 億9千万人に加え、さらに 2050 年までに増加が見込まれる 20 億人に食料を確保するためには、グローバルな食料と農業のシステムを根本的に変える必要があります。農業生産性を高める能力の強化には、農業への投資が欠かせないほか、持続可能な食料生産システムも必要です。