2030SDGsで変える
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2月17日【朝日地球会議plus 】いまのSDGsでは地球のために「きれいごと」にすらなっていないこれだけの理由

2021.02.18
イベント名称 【朝日地球会議plus 斎藤幸平さんに聞く】いまのSDGsでは地球のために「きれいごと」にすらなっていないこれだけの理由
開催日時 2月17日20:00(配信開始)~2月28日23:59
申込期限 2月28日22:00
開催場所 オンライン配信
イベント概要

「地球にやさしい」という言葉が最近「きれいごと」ではなくなってきました。国連が2030年までに世界が達成すべきゴールとしてSDGs(持続可能な開発目標)を掲げたのが2015年。この言葉の広がりは、私たちが住む地球が深刻な危機に直面していることにようやく日本を含めた世界が気づき始めた、その証拠なのです――。
さてこの説明、いかがですか? 「なるほど、その通りだ」とか「やっぱりきれいごとだ」とか、いろいろあると思います。
「だれひとり取り残さない」――。SDGsのスローガンを理念として否定する人は少ない。でも、だからこそ危ういし、有害ですらある。つまりSDGsは「きれいごと」だからいけないのではなくて、「ぬるすぎる」のだ、と言われたらどうでしょうか。経済思想家の斎藤幸平・大阪市立大学准教授は、かつてかのマルクスが宗教について、危機的な状況を直視させない役割を果たす「アヘンである」と批判したのをもじって「SDGsは現代版の大衆のアヘンである」と指摘します。現代の資本主義システムを根本的に変えることなしにはその実現はありえず、かえって地球の深刻な危機の原因から私たちが目を背ける役割を担ってしまっている、と。
一方で、私たちは問題点を指摘することはできても、いまの資本主義以外の経済システムを想像するのが難しいのも現実です。私たちが考えないといけない、本当の「きれいごと」とは何か。SDGsをめぐる動きを出発点に斎藤さんと考えます。

≪出演者/略歴≫
斎藤幸平(さいとう・こうへい)
経済思想家・大阪市立大学准教授。1987年生まれ。専門は経済思想・社会思想。独フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。マルクス思想の核心を読み直す著作を相次いで発表している。著作に『大洪水の前に』(堀之内出版)。近著『人新世の「資本論」』(集英社新書)がベストセラーに。NHK・Eテレ「100分de名著」1月放送の『資本論』でも話題。

申込URL https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11003441
費用 ◆本イベントは朝日新聞デジタル有料会員ご優待のイベントです。 ◆有料会員の登録のない方は、1,000円(税込み)をお支払いいただくことでご視聴いただけます。
定員 なし
備考

・パソコン、スマートフォン、タブレットなどでのインターネット・ブラウザで視聴が可能です。できるだけ高速で安定した通信環境でご覧になることをお勧めします。
・下記の注意事項をお読みになり、ご了解の上、ご利用ください。
・お申し込み時にご登録頂いたメールアドレスに、動画視聴ページのURLをお知らせします。

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